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2019年 01月 19日
![]() 日本でも昭和30年代に売血が行われていたらしく、そんな場面が描かれた作品を読んだことがある。 この映画は、貧しい生活を補うためにふだんから売血している男が主人公で、美しい妻と結婚し幸せに暮らしていたら、長男が自分の子どもでないことがわかり、それからは疎んだり辛く当たったりしたが、この長男が健気でかわいく、それでも父親を慕っている。 あるとき、長男が重病で倒れ、高価な治療費を用意するために何軒も続けて病院を訪れて売血をする。 短期間で大量に血を抜けば顔色が悪くなり、身体に支障を来すのは当然だが、他に費用を得る手段がなく、そうまでして実の子ではない長男を救おうとする行動に泣かされる。 #
by p_giacomo
| 2019-01-19 20:20
| 映画
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2019年 01月 18日
毎朝、目覚まし時計代わりにテレビのタイマーを設定して、点くようにしてある。
生番組だから、出演しているアナウンサーは当然スタジオにいるわけで、5時に始まるのなら遅くとも4時には出勤しているのだろう。 逆算すれば、3時には起床していて、前夜寝るのが8時とか9時なんだろう。 早く寝るのは、夜で暗いから特に抵抗はないが、毎朝3時の起床は精神的にきついと思う。 自分には関係ない話だが、自分のことと仮定してみればかなりのストレスを溜めるだろうと想像できる。 早朝勤務なら夜に寝られるからまだましで、夜勤だったら昼間寝て夕方起きるわけで、音と光を遮断して夜のようにできる環境なんて一般的には難しく、こっちの方がさらに精神的負担が大きいと思う。 #
by p_giacomo
| 2019-01-18 20:10
| 日常
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2019年 01月 17日
今年は平成31年。
天皇が退位して、5月に新しい年号に変わることになっている。 昭和と比べたら半分程度の長さだが、変わったときから知っているから、もうそんなに経ったのかという感慨はある。 そして、今日は阪神大震災が起こった日だそうだ。 直接自分には関係ないので、ふだんから日付けは憶えていないのだが、平成7年という年だけは忘れずにいる。 その年には地下鉄サリン事件があり、連日オウム真理教のニュースが伝えられていた。 まぁ、それも直接関わりがないから、いわば野次馬的覗き見趣味での関心だけだが、その他、自分自身の事柄で一生忘れられない出来事があった年だった。 悔いは残っているが、やむにやまれぬ行動だったと思うから、しかたない。 #
by p_giacomo
| 2019-01-17 19:58
| 日常
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2019年 01月 16日
![]() とはいえ、この芝居は以前にも観たことがあり、話の内容は微かに憶えているような気がするのだが、読んでみたらほとんどセリフを憶えていなかった。 この作品は何度も再演されているから、井上ひさしの芝居としては評価が高い部類なんだろう。 しかし、内容がうろ覚えということは、芝居を観たときに印象が薄かったということなのか。 #
by p_giacomo
| 2019-01-16 19:58
| 本
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2019年 01月 15日
![]() 激突すれば人類は滅亡するのは確実で、世界は不安に陥る。 しかし、その計算が事実なのかデマなのか、公式には否定しているが、混乱を避けるためあえて隠していると考える人もいる。 そんな中、殺人事件が発生し、亡くなった姉の仇を討とうと弟は犯人を突き止めようとする。 探しているうちに怪しい人物が挙がるが、真相は別にあったことが最後にわかる。 弟の気を惹くため、殺人事件を偽装して、自分に傾倒する友人に殺させていたという愚かしい結末。 #
by p_giacomo
| 2019-01-15 19:45
| 本
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2019年 01月 14日
![]() そもそも、昭和以降ならともかく、それより昔の文学者は小説や詩や和歌などを創作して本にして生活が成り立っていたのか、不思議に思ってしまう。 文学作品が一般大衆に売れなければ収入にならないのだから、一般大衆にそれほどの金銭的余裕があったのか。 それにしても、名前は知っていても人柄まではわからなくて、作家というと気難しく堅いイメージを持ってしまうが、だいぶだらしなさそうな人だったようだ。 #
by p_giacomo
| 2019-01-14 17:08
| 映画
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2019年 01月 13日
![]() 主役がアポロの遺児に変わってからこれが2作目だと思うが、俳優の名前と顔をあまり憶えられない性格なので、どれだけ有名なのか知らなくて、脇役であるロッキーを観てしまう。 ボクシング自体には興味がなくても、そして大抵は最後に主役が勝つことになっていても、試合のシーンは迫力があって興奮するものだ。 #
by p_giacomo
| 2019-01-13 16:12
| 映画
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2019年 01月 12日
![]() キューバは社会主義国で、かつてはソ連と緊密な関係があったそうだが、ソ連も自国内の揉め事に対処するので手一杯になりキューバを援助する余裕がなくなり、またアメリカとは長年敵対しているから経済援助はあり得ない。 旧ソ連の宇宙開発で衛星に滞在している飛行士が予算不足で帰還できなくなり、窮乏して停電が日常化するキューバのアマチュア無線を趣味としている男と無線交信をするところから、NASAを動かして救助に向かわせるまでを描いた話。 #
by p_giacomo
| 2019-01-12 17:10
| 映画
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2019年 01月 12日
![]() だからこそ、不正や汚職は絶対許されないはずだが、巨額の金が動くところには利権を巡って策謀が渦巻くのは古今東西変わらぬ事実だ。 国連職員といえば、外交官と同等かそれ以上の有能なエリートであり、その地位だけでも十分な誇りを持てる。 ただし、権力と金はどの階層でも欲しいもので、エリートだから高潔な人物であるとは限らない。 利権が絡むところで正義を貫くのは命懸けの覚悟がいる。 #
by p_giacomo
| 2019-01-12 16:58
| 映画
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2019年 01月 11日
![]() 雪原を汽車が走る映像だけでも映えるし、豪華な宮殿の建築や内装を観るのも興味深い。 ロシア史に詳しくないので、その当時の社会情勢がわからないのだが、革命が起きる少し前だから、そろそろ皇帝に対する不満が限界に近づいていたのかもしれない。 あれだけ豪勢な宮殿を所有するほどに絶対的権力を持つ皇帝であれば、いかに美しい女だろうとバレリーナ程度の身分であれば恋の対象にはなりえないのではないか。 欲しければ、召し上げてしまえば済むレベルだろう。 #
by p_giacomo
| 2019-01-11 20:05
| 映画
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2019年 01月 10日
![]() 主人公は、その変化がうれしいようで不安に感じるのだが、案の定、帰宅した夜に睡眠薬と火事で一家心中により、主人公以外は家族が死んでしまう。 それ以来、両親を追い込んだ金融業者を憎み、また子どもを道連れにする親を恨むようになる。 後半で、その金融業者が登場するが、実は加害者は逆に主人公の父親で、居眠り運転で子どもを撥ねて殺してしまっていたことが判明する。 加害者と被害者は表裏一体で、簡単に逆転するものだという話。 #
by p_giacomo
| 2019-01-10 19:53
| 本
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2019年 01月 09日
![]() 今年の秋に、作者の松尾スズキが監督・主演で映画が公開されるそうなので、興味を感じて読んでみることにした。 表紙絵からして、エロチックというか淫靡な印象を受けるが、内容も突き抜けている。 これをそのまま映画化したら、R18指定間違いない。 ただ、名前を知られた女優はそんな場面での出演は受けないだろうから、AV女優ばかりの映画になるかもしれない。 #
by p_giacomo
| 2019-01-09 20:10
| 本
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2019年 01月 08日
![]() ![]() 大塚千弘の「わたし」を観るのはシアター1010でのプレビュー初日以来。 保坂知寿のダンヴァース夫人はプレビュー2日目とシアタークリエの初日、それに今日で3回目。 しかし、4回目にしてやっと一番観たかったふたりの組み合わせが観られた。 やはり、初演以来ずっと大塚千弘のイメージで来たので、歌も演技も安心して観ていられる。 今からではDVD化の希望をアンケートに書いても間に合わないだろうが、万が一の可能性を考えて、アンケート用紙に書いておいた。 実はあと1回観に行くのだが、その回の「わたし」は大塚千弘ではなく、平野綾でもない。 もし、土日分でチケットがオークションに出たら、できれば買ってもう一度大塚千弘の回を観に行きたい。 #
by p_giacomo
| 2019-01-08 19:57
| 演劇
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2019年 01月 07日
![]() 主人公の職業は様々だが、ストーリー進行をそのまま読み進めると、その中に巧妙に隠されているどんでん返しの伏線に気付かず、最後に意外な結末に驚かされる。 不自然さを感じれば、展開の違和感がわかるはずなんだろうが、それがほんの些細な違和感なので、誤差の範囲だと思い込んでしまって見過ごすことになる。 とはいえ、それが作者の仕掛けた罠とまでは考えないのが人間の許容限度で、厳密に判断していればヒントから推察できるはずだ。 #
by p_giacomo
| 2019-01-07 19:59
| 本
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