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2006年 07月 02日
98年の大晦日だったか99年の元日だったか、それ以来のヴァンパイア。
今までにCDを何回聴いたことか。もちろん、自分で演奏できるほどに覚えちゃいないが、交響曲を聴くのと同じように、次にどういうメロディが続くか完璧にわかる。 やはり、曲を覚えているということは、音楽を楽しむひとつの要因だと思う。 さて、ヴァンパイアの初日。 一番不安だったのは、ドイツ語版の歌詞に慣れすぎて日本語訳に拒絶反応を起こすことだったが、意外にもほとんど違和感がなかった。訳詞者のセンスがよかったのだろうか? 演出に関しては、ウィーン版の記憶が弱かったから、問題なく受け入れられた。 まぁそれはともかく、これは山口祐一郎のために日本版を製作したと言っても過言ではないだろう。あの歌いっぷりは観客が失神しそうなくらいの凄まじさ。 市村教授と泉見助手はコミカルでいて、歌も十分聴かせていた。 伯爵の息子吉野圭吾のオカマぶりは爆笑ものだが、それでいてなかなか美しく見えたりするのも役者の力量なのかもしれない。 ただ、剱持たまきのサラと宮本裕子のマグダは、高音の伸びが危なっかしく感じられた。 とはいえ、剱持たまきはさすがに美人で見栄えはする。 大塚ちひろの色っぽさも観る楽しみかも。 今日は初日とあって、終演後はミヒャエル・クンツェの舞台挨拶もあり、なんといっても曲のノリのよさでオールスタンディングだった。 ところで、プログラムのキャスト紹介に出演者以外の人からのメッセージが寄せられているんだが、冒頭の山口祐一郎は一路真輝からのもの。なんだか、それだけで感激してしまった。
by p_giacomo
| 2006-07-02 23:30
| 演劇
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Comments(4)
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shino
at 2006-07-03 19:18
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初日! いらっしゃったのですね。
山口さんの歌に圧倒ですか。う~ん 楽しみです。 聖子ちゃんは、いつ見に行くのでしょうね。
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p_giacomo at 2006-07-03 21:11
祐一郎さ~ん、って叫び声が上がるんじゃないかとさえ思いましたよ。
このミュージカルに限っては、ひゅーひゅーも、指笛も、まったくOKだと思います。
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mikan-lime at 2006-07-07 08:04
はじめまして。トラバ、ありがとうございました。
祐一郎さんの歌いっぷり、本当に凄かったですね。とにかくデカイし圧倒されました。(笑)内容的には微妙かな・・・(^^;) と思いますが、あの歌いっぷりはもう一度聞いてみようかなと思っています。 カテコでは、斜め前のご婦人がすっごい声で「ユ~イチロォ~!!」と何度も絶叫しており、その姿にまたびっくり・・・でした。
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p_giacomo at 2006-07-07 19:59
mikan-limeさん、早速のご来場ありがとうございます。
Vampireは、何も考えず、単純に笑って歌に痺れてしまえばいいんですよ。
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