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2019年 01月 06日
引き籠りで鬱状態の長男が首吊り自殺をして、それを発見した母親はロープを包丁で切断しようとして自分の手首を切って、そのショックで限定的な記憶喪失になってしまう。
長男の姿が見えないのを娘が咄嗟に、引き籠りから立ち直ってアルゼンチンで働いていると嘘で取り繕う。 嘘が露呈しないように、手紙だの荷物だのさらに偽装工作を重ねるが、家族はそれが精神的負担になる。 といって真実を伝えるのも苦痛で、あるきっかけで真実がわかってしまうが、だからといって家族内に自殺者が出たという苦悩からは逃れられない。 コメディのようで、実は家族の自殺という重いテーマを扱っていて、結局は時間が解決するのと、それぞれの心の中で徐々に折り合いをつけて行くしかないという当たり前の答えを思い出す。
by p_giacomo
| 2019-01-06 19:32
| 映画
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