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2018年 10月 29日
ある街の中心部に存在する城山。標高は高くないが、様々な動植物が生きている無気味な空間で、立ち入るのに躊躇する場所。
中心部に位置するから、街のほとんどはその麓を辿らないと行けないという存在感のある山。 その魔界を舞台とした連作短編小説。 それぞれの話は独立した内容だが、人物がリンクしているので、立場や視点を変えて他の話に登場している人物の性格を知ることにもなる。 ミステリーでもあり、ホラーの雰囲気も漂う少しこわい物語。 ただ、時間をかけて読むと、人物の名前を忘れてしまって関係性がわかりにくくなるため、一気に読むべきだろう。
by p_giacomo
| 2018-10-29 19:51
| 本
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