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2016年 03月 17日
amazonで本を検索すると、該当する物以外にそれに類する本を紹介される。
全体のあらすじやレビューや評価点を参考にして、興味を感じる本だったら図書館にあるかどうか調べ、予約しておくことが度々ある。この本もそうして知った物のひとつ。 ジャンルとしてはミステリーの範疇に分類されるのだろうし、事件が起こる顛末を読んでいて臨場感たっぷりで緊迫する場面展開だと思う。 誰が犯人かを探る推理小説というより、その心情と事件の背景を一緒に考えて共感する物語。 親の立場からしたら、娘を轢いた加害者を憎んだり、救急搬送を受け入れず出血多量で死に至った医師を憎む気持ちは理解できるのだろうが、事故の当事者は直接関係するから当然としても、事故と容態から分析して医師の対応と死には因果関係はなく、これをもって復讐の対象とするのは逆恨みというべき。
by p_giacomo
| 2016-03-17 22:27
| 本
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