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2015年 10月 28日
赤川次郎の小説を読むのはこれが初めてだと思う。読んだことがないのに本の中身をイメージするのは変なものだが、かつての本のタイトルから想像すると、文は平易だがそれだけ軽くて薄い内容に思えるから、あえて避けていた。
今回、初めて読む気になったのは、いつだったか新聞の書評で紹介していて興味を惹かれたから。 極めて近未来なのか、それとも一種パラレルワールドなのか、日本が警察国家となり、国民の自由が束縛され、これに背く者は危険人物あるいは要注意人物として常に行動を監視され、場合によっては犯罪をでっちあげて拘束し、抹殺してしまう社会を描いている。 とはいえ、これを遂行しているのが検察官で、国民全体から知られている存在という設定はいかにもフィクションで現実性に乏しいと思う。
by p_giacomo
| 2015-10-28 21:01
| 本
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