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2015年 08月 31日
タイトルだけ見るとブラックジョークかあるいは猟奇小説かと思えるような扇情的印象だが、実は十代の悲恋青春ものに分類されるライトノベル風内容。
表紙の装丁画でイメージするような高校生同士の淡い友情物語だが、クラスの人気者である女の子は膵臓を患っていて、余命幾許かの中で高校生活を充実するべく生き、それを共病日記というタイトルで記録し続けている。 余命宣告された状況であっても、または健康に生きていても、すべての生物はいつか必ず死ぬわけで、そう達観すれば死ぬことを怖れなくなるのかもしれない。 とはいえ、今まで遺書を残したことも残されたこともないので、自分の気持ちを書き綴るその心中は想像し難い。
by p_giacomo
| 2015-08-31 21:56
| 本
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