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2015年 07月 05日
だいぶ前に8月分のチケットは確保しておいたが、まだ1か月も先なので、初日からそれまで待つのは長く感じられ、7月初旬にも観たくなって急遽手に入れたチケット。 キャストは、花總まり以外は特にこだわりなく、あくまで土日の昼間公演という日程優先で決めたのだが、結果的にはエリザベートとゾフィ以外は前回とは別のキャストになって好都合だった。 とはいえ、比較してみるとやはり好みはあるもので、トートに関しては歌唱力なら井上芳雄の方が優れているかもしれないが、城田優が格段に劣っているわけではなく、むしろ見た目の雰囲気ではこちらに分がある。 花總まりの気品ある美しさと相俟って、ふたり並ぶと耽美的とさえ言える圧倒感を醸し出している。 ルキーニも、歌の上手さでは山崎育三郎がやや上回っているように思うが、尾上松也の方が胡散臭さを感じられて、暗殺者としては似合っている気がする。 ただ、フランツ・ヨーゼフは、前回観た田代万里生が晩年の老成した渋さと哀愁をきちんと演じていて意外な驚きだったので、それがイメージとして定着してしまった。 ゾフィ役は、8月に観る2回がどちらも香寿たつきなので、結局一度も剣幸を観られないのが残念だ。
by p_giacomo
| 2015-07-05 21:33
| 演劇
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