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2014年 10月 27日
折原一の新刊。
デビュー作以来、ある程度のところまでは欠かさず新刊を自分で購入して読んでいたが、いつからか買ったまま本棚に放置するようになり、さらにその後は読みもしないのに買っても仕方ないと考え直し、今となってはどのあたりまでの分を読んであるのかわからなくなってしまった。 まあ実際のところ、初期の頃の作品を読み直したとしてもストーリーの流れを思い出せないだろうから、古いか新しいかは関係ないと思う。 作風はいつも通りの折原一で、登場人物の一人称で物語が語られ、最後は読者の思い込みやそもそもの場面設定を覆して曖昧に終わりになる。 結局、著者に翻弄されたり、まんまと騙されるのだから、読んでいて作中で語られる内容をそのまま信用してはならず、一応は疑って掛かるべきだろう。
by p_giacomo
| 2014-10-27 20:48
| 本
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