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2014年 08月 06日
海堂尊の新刊。
以前は新刊が発売になるのを頻繁にチェックしていたが、桜宮市の過去から未来への様々な物語が一応完結したというのが前作だったから、もう続きはないものと考えていたため発売からだいぶ経って図書館で見つけるまで気付かなかった。 それにしても、この物語のメインキャストは東城大学病院の田口と高階院長、そして厚生労働省の白鳥であることは確かで、展開としてはここが中心になってしまうのはしかたないのだが、実際のところ、脇役を描いたいくつかの作品の方がむしろ小説としての面白みが感じられ、今後もし続編を考えるのなら、そういった方向性で話を作ってもらいたいものだ。
by p_giacomo
| 2014-08-06 20:08
| 本
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