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2014年 04月 12日
「ハルナガニ」という文字だけを見ると意味不明。 一瞬、ハルナという蟹なのかと思ってしまうが、これはどうやら「春」「永」「に」と分けられるらしい。 調べてみたら、「いずれまたゆっくりお会いしましょう」、という別れの挨拶なんだそうだ。 原作では、妻を亡くした夫、夫を亡くした妻、それに息子という、父子か母子の家庭を軸とした並列での進行なんだが、舞台版では同時に夫婦が現れているのに、お互いには見えていないで息子を間に挟んでのトンチンカンな会話と行動をコミカルに描いている。 ただ、コメディとはいいながら、夫婦それぞれは相手を亡くした喪失感を心に仕舞って生活を送っているわけで、どこかで切なさや寂しさを醸し出すのだろうと先の展開を予想していたが、方向性が迷走してしまった感がして、結局辻褄をどう合わせて終わったのかわかりにくい。
by p_giacomo
| 2014-04-12 23:36
| 演劇
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