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2013年 11月 19日
貫井徳郎の新刊が出るということで発売前に図書館にリクエストしておいたもの。
デビュー作以来、新作が発表される毎に全部読んでいると思うが、そこそこ楽しめるものの時間を忘れて読み耽ってしまうほどの傑作はいくつもない。 どんな作家にも固定ファンはいるのだろうし、ある程度著作が増えれば評価も定まって来て、よっぽどの失敗作を続けない限り離れて行くことはないのかもしれない。 とはいえ、ここしばらく強く印象に残るほどのおもしろい作品はなくて、次回こそはといつも期待して楽しみにしている。 今回も、それぞれの章単位では先の展開を想像しながら読んで行けるのだが、因果関係が明らかにされるとそれほどの必然性や心の繋がりは感じられなくなる。構想だけが先走っていて、説得力が希薄な感じ。
by p_giacomo
| 2013-11-19 20:44
| 本
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