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2013年 03月 05日
先々週あたりだったか、NHKFMの番組内で誰かが紹介していて気になったので図書館で探して読んでみた。
読めばソ連の共産党とスターリンの独裁を風刺した寓話であることは見当がつく。 基本的には共産主義的思想には賛同したい考えだが、人間は動物以上に独善的で支配欲が強いから、一党独裁となれば権力が集中し過ぎて被支配者階層が困窮するのはわかりきったこと。 民の幸福を第一に考える指導者が治める国だとすれば、自由主義や民主主義でなく独裁政治の方がむしろ気楽に暮らせるはずである。 衣食住にまったく不自由せず社会保障が確立しているなら、自治だの独立だの考える必要はないのだ。
by p_giacomo
| 2013-03-05 21:07
| 本
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